ホームヘルパーという言葉は、今では知らない人はいないと思います。介護と言えばホームヘルパーを思い出すほどです。ではホームヘルパーとは具体的にどういう職種なのでしょうか。
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ホームヘルパーになるには資格を取得する必要があります
しかし、資格試験というものはなく、特定の講習を修了すればホームヘルパーとして認定されます ではホームヘルパーの講習課程はどのようなものなのでしょう ホームヘルパーの資格には、3級、2級、1級と3種類あります それぞれの必要な講習受講時間は、3級が50時間、2級が130時間、1級が230時間となっています 資格体系から考えると、どの級から取得しても良いのですが、いきなり1級から取得しようと無理せずに、3級講座、あるいは2級講座からというのが一般的です 3級または2級から始める場合、どちらの級からスタートしても良いのですが、ほとんどの方が2級から講習を受けています なぜならばホームヘルパーとしての仕事をしようとすると、、「ホームヘルパー2級取得者」が必要条件となっているところがほとんどなので、3級を取得してもなかなか仕事がないからです ですから、これからホームヘルパーの資格を取得しようと考えている方は、最初は2級を目指すのが良いと思います 資格がなくてもホームヘルプサービスの仕事は出来ますが、仕事内容は限られたものだけになってしまいます また、介護保険を利用したサービスを提供する場合には、ヘルパー資格取得者がサービスすると言う前提があります この場合、3級取得者と2級取得者では支払われる報酬額に差が生じます ですから、事業社は報酬額の高い2級取得者に従事して欲しいという事になります このような事情から考えると、事業社側としてはやはり有資格者の中でも3級より2級取得者を確保したいと考える事になるわけです 以上のことから、ホームヘルパー研修を実施している機関のほとんどは、2級以上のカリキュラムを設定しています PR
介護福祉の仕事を目指している方は、まずホームヘルパーの資格から取得するのが良いと思います
介護福祉士になるためには国家試験に合格する必要がありますが、ホームヘルパーというのは特別な資格試験はありません 厚生労働省が認定している講習を修了すると取得出来る「認定資格」が必要になります それなりに時間と労力は必要になりますし、知識と技術は必要なのですが、他の福祉関係の資格と比較すると比較的気軽に取得できる資格だと言えますよね ホームヘルパーの資格は、他の福祉系の資格を取得する時にも役立ちます ホームヘルパー2級を取得して5年以上の実務を経験すると、ケアマネージャーの受験資格を得ることができるのです また、ホームヘルパー2級、もしくは1級を取得している人は、「介護職員基礎研修」を受講する時に、実習や講義の一部が免除されることになっています 免除される内容は、ホームヘルパーの実務経験と、取得している級によって異なります 1年以上の実務経験があるホームヘルパー2級取得者は350時間の免除があり、1年以上の実務経験がある1級取得者の場合は440時間が免除されます 実務経験が1年未満である場合やホームヘルパー3級資格取得者は、免除される時間は0~150時間と短時間になります このような事を考えても、福祉や介護の仕事をしたいと考えているなら、やはりホームヘルパーの資格取得をまず最初に考えた方が良さそうですね ホームヘルパーとして実務経験をしっかり積んで、新しい資格へと幅を広げていきましょう
ますます高齢化が進む今の社会において、ホームヘルパーは欠かすことのできない存在です
また、ホームヘルパーを取り巻く状況は年々変化しています 厚生労働省は、介護職員の質とサービスを向上させる為に、介護職員を「介護福祉士」に統一する方向で検討しています つまり、ホームヘルパーという資格が、廃止される可能性があるということです しかし、突然ホームヘルパーという資格が廃止されると、実際にホームヘルパーとして活躍している人達だけでなく、ホームヘルプサービスを利用している要介護者や、ホームヘルプを提供している施設にも問題が生じてきますよね ホームヘルパーとしての仕事が全くなくなるという事ではなくて、現在のホームヘルパーという資格での介護・福祉サービスは縮小され、現在の介護福祉士とホームヘルパーとの中間に属する形で新しい資格を作ることが検討されているのです 現在のホームヘルパーには資格試験はなく、特定の講習を修了すればホームヘルパーの仕事が出来ますが、介護福祉士になるには国家試験に合格することが必要です 新しく制定される資格はホームヘルパー資格プラス補足講習を終了すれば認定される事になるそうです 現在のホームヘルパーとしての仕事よりは、専門性が高くて、より高度な能力が必要とされる仕事になるという訳です しかし、実際にはこの改定には様々な課題が残されていて凍結状態になっています 介護福祉サービスのレベルをアップさせる事は重要視されています 今後、ホームヘルパーという資格がどのように変化していくのか、見守っていきましょう
困っている人々のために働く「ホームヘルパー」は人気のある職業の1つであり、資格取得のために頑張っている方も増えています
資格試験はなくて、決められた講習を修了すれば資格が取得できますから、やる気さえあれば比較的手軽に目指すことができます しかし、ホームヘルパーとして活躍するには様々な能力が必要になります 介護の専門的な知識はもちろん必要ですが、その他にもコミュニケーション能力や洞察力、それに何にでも臨機応変に対応できる判断力も必要です ホームヘルパーの仕事というのは、介護する人の家族と同じ様な距離で仕事をすることになります 当然プライベートな問題を知ることになります 秘密を守る事が出来ることも、良いホームヘルパーになるためには大切なポイントです ホームヘルパーには仕事上で知り得た要介護者のプライバシーに関わる情報を口外しないという守秘義務が必要になります 訪問先の家庭内の問題に興味を持ったり、第三者におもしろおかしく話したりする事が好きな人には向いていない仕事です 気持ちの切り替えが早い、ということも重要です ホームヘルパーの仕事は、だいたい一家庭1~2時間の訪問で、午前1回、午後1回、といった勤務パターンが主流です 体力的にももちろん大変な仕事ですが、人と密接に関わる仕事のために、精神的にも大変な仕事です 前の利用者の事情を心に留めたままでは、次の利用者のためにベストななサービスができないですよね 仕事を終えて玄関を出た瞬間にさっと利用者の事は忘れてしまうというぐらいの気持ちの切り替えの早さが必要です また、高齢者をケアする事が多い仕事ですので、仕事上でつきあっている間に利用者の痴呆症や病気が進行していってしまうといったケースも多々あります 利用者が亡くなってしまうという様な場合でも、自分の介護が至らなかったのでは・・・と思いつめたりしないで、次の利用者に対してどうしたら良いケアができるのか、というように常に前向きな姿勢で取り組むことができる強い気持ちが必要です
ホームヘルパーの仕事はとてもやりがいがありますが、仕事内容は大変です
ホームヘルパーを目指しているけど、自分でも出来るかな・・・と不安に思っている方も多いのではないでしょうか ホームヘルパーには特別な資格試験はありません 特定の講習を修了すると資格を取得することが出来ます やる気があれば誰でもホームヘルパーになることができますが、具体的にはどのような能力が必要とされるのでしょうか ホームヘルパーにとって重要なポイントは「相手の立場に立って介護する事が出来るか」ということです 利用者が何をして欲しいのか、何を必要としているのかを常に考えて行動する必要があります 自分では良いと思ってした事でも、それが逆に相手にとっては苦痛になっているということもあるのです 相手の身になって考えるという事が一番大切なのです また、相手が何を求めているのかを知るには、十分なコミュニケーションをとることが大切ですよね 同時に相手の様子を観察するための洞察力も必要です 自分だけ一方的に会話を進めるのではなく、相手の話をじっくりと聞くこと、また、相手の表面的な感情だけで物事を判断しないということも大切なのです 常に冷静でいて、臨機応変に対処できる能力も必要です 一言で介護といっても、相手の性格や体の状態によって、千差万別に対応の仕方は変わってきます 介護はマニュアルどおりではなく、相手に応じて常に変えていかなければいけないのです また、同じ相手であってもその日の気分や体調によって、対処方法が変わってきます 介護方法をそれまでの経験をベースにパターン化できないところが、ホームヘルパーの仕事の難しさと言えるのです
やりがいのある職業として人気のある「ホームヘルパー」ですが、その始まりはどの様なものだったのでしょうか?
ホームヘルパーは、1950年から1970年頃まで「家庭奉仕員」と呼ばれていました その時代は介護というのは、他人の手を借りないで家族だけで行うのが一般的でした 家族だけで人手が足りない時は、病院に入院させるのが通常となっていたのです 家庭奉仕員は長期入院する事が出来ない低所得の家庭とか、生活保護を受けている人、一人暮らしの高齢者などにのみ利用されていました 家庭奉仕員には決まった研修制度や資格はなくて、サービス内容にもばらばらで、不安定なものでした しかし、その後は、核家族化や少子高齢化が進んできて、家族だけでは十分に介護が出来ない家庭が増えていきます また、介護をする人自身が老齢になってしまうという、いわゆる「老々介護」問題も出てくるようになります そのような問題を解消する為に、1989年に、高齢者のための保健や福祉に関するサービスの内容を定めた「高齢者福祉整備10年計画」が発表されて、家庭奉仕員という名前から現在の「ホームヘルパー」に呼び名が変わりました 同時にホームヘルパーになる為の研修制度が全国で統一されるようになりました 特定の資格試験というものはまだありませんが、しっかりしたサービスが提供されるようになりました 1995年には「ホームヘルパーの24時間対応制度」が導入されて、2000年には「介護保険制度」がスタートしました ホームヘルパーは「訪問介護員」とも呼ばれるようになり、在宅福祉の第1線として広く一般的に知られるようになりました 介護資格を取得するために勉強したいけど、子供がいるので難しいという方は多いともいます 受講者の多くは女性で、子どもが保育園などに入ったのを機に受講を始める母親も多いという事なので、託児所があると便利です 託児室のスタッフは2人の母親です ゼロ歳児から受け付け、一時間400円 |
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